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ベトナム映画、DANAFF IVで「アジアから世界へ」という飛躍の野望を掲げる
Báo Nhân dân
22:15
夏の盛り、国際花火大会の熱気と潮風が吹き抜ける中、海辺の街ダナンは6月末に開催される「第4回ダナン・アジア映画祭(DANAFF IV)」を心待ちにしています。本映画祭は、「アジアから世界への架け橋」というテーマを掲げ、アジア映画界の新たな出会いの場としてさらなる飛躍を目指します。

第4回ダナン・アジア映画祭(DANAFF IV)組織委員会のメンバー
第4回を迎えるダナン・アジア映画祭は、6月28日から7月4日まで開催されます。今年のテーマからは、映画祭の顕著な進化がうかがえます。これまでの「アジアの架け橋」というスローガンから、今年は「アジアから世界への架け橋」という、より自信に満ちたメッセージへと刷新されました。これは単なる言葉の変更ではなく、映画祭の成熟を示す証です。地域内の連携を模索する段階から、ベトナム映画やアジア映画が独自の言語で世界と直接対話できる、より広い扉としての役割を担おうとしています。
DANAFFの「船長」であるベトナム映画振興協会会長のゴ・フオン・ラン博士は、今年の映画祭の規模が例年を大きく上回っていると語ります。上映作品数やコンペティション部門の充実、そして国内外の著名なゲストやスター、映画監督の集結など、その成長ぶりはタ・クアン・ドン文化スポーツ観光省次官からも高く評価されています。AI技術が急速に進化するデジタル時代において、DANAFF IVのような最高峰の交流の場こそが、文化を通じて世界と対話し、芸術を通じてベトナムのアイデンティティを確立する「ソフトパワー」となるのです。

ダナン市人民委員会副委員長
映画祭の注目プログラムの一つに、6月26日から先行して始まる「スクリプト・ラボ(脚本ワークショップ)」があります。ベトナム映画の「アキレス腱」とも言える脚本の課題を克服するため、今年は厳選された8つのプロジェクトが、ジャック・レヒナー教授(コロンビア大学映画学部長)、トニー・ブイ監督、アンソニー・チェン監督(カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞)の指導のもと、ブラッシュアップされます。さらに、「才能の育成」ワークショップや、リディア・パーク博士とロブ・マーチャンド監督による演技のマスタークラスが約40名の若手映画人を指導し、国際的なプロフェッショナル基準の習得を目指します。
さらに今回初めて、フランスの専門家ジェレミー・セゲイ氏の助言のもと「DANAFFインダストリー・デイズ」が新設されます。20社以上の国際的な映画会社と10社の国内大手映画会社が集結し、ベトナム映画の海外市場進出に向けた商談の場を提供します。また、ファン・ダン・ジー監督が主導し、ダナン市内の大学と連携した「DANAFFシネフィル」スペースも設けられ、若年層の観客コミュニティの育成を図ります。

映画『Chơi vơi(浮き草)』のワンシーン
DANAFF IVが「アジアから世界への架け橋」というテーマを掲げたことは、単なる映画祭の願いにとどまりません。それはベトナムの映画人、そしてダナン市当局が、ベトナム映画をアジア、そして世界へと着実に押し上げようとする強い決意の表れでもあります。4年という歴史は、世界的な名門映画祭と比べればまだ短いものですが、DANAFFの歩みは、映画を架け橋に、文化をソフトパワーに、そして対話と創造を統合の道とする、真摯で持続可能な姿勢を示しています。
ハン川のほとりで夏の光が降り注ぐ中、映画祭の灯りが再びともされるとき、映画の街ダナンから、ベトナム映画の新たな旅路が確かな信念とともに始まります。








